さくらんぼ

7月に入り、ようやくさくらんぼの収穫が本格化し始めてきましたが、今年は増毛町のみならず道全体でさくらんぼ収量が減少しています。晩霜による影響で大半のさくらんぼ農家が被害を受けたためです。

さくらんぼの実がなるためには、花が咲いた後、おしべの花粉がめしべに付く必要があります (さくらんぼは異なる種類で交配しなければ果実が実りません)。しかし、今年は5月10日にあった霜により、多くの果樹園でめしべ凍って枯死してしまうという災害に見舞われました。場所と品種によっては被害が少ないところもあるようですが、ほぼすべてで実が成らないといった状況にある農家も多いようです。