マーシーくんについてもう少し詳しく

前々回、増毛町のマスコットキャラクター「マーシーくん」を取り上げたところ、望外の反響を得ましたので、久しぶりの更新となる今回はマーシー君にまつわる Tips を2つご紹介します。

マーシーベンチ


増毛町には各所にマーシーベンチがおもむろに設置されています。疲れた体をいたわるためにベンチにまで姿形を変えるマーシーくん。粋です。誰だ、スカートの中を盗撮されるんじゃないか、なんて言ってるのは。

もちろん町民からは大好評のため、増毛町機能訓練事業利用者友の会「なかよしクラブ」による意見交換会ではこんな要望も寄せられています。

  • 固定式にして冬でも使えるようにできないものか。
  • 中心街にのみ設置しているが、集落地域にも設置して欲しい。
  • 全てのバス停にベンチがあれば通院や買い物が非常に楽になる。

もうみんなマーシーベンチのない生活には戻れません。

ゆうゆうマーシー、および地域通貨「ゆうゆうマーシー」券

「ゆうゆうマーシー」は、地域通貨を活用して「してほしいこと」と「できること」のマッチングに
よるボランティア活動やリサイクル、まちづくり活動などに取り組んでいる団体ですが、その活
動は、増毛町モデル構想の推進はもとより、地域コミュニティの活性化に向けて大きな役割を
担っており、高く評価されているところです。

そんなゆうゆうマーシーが、ボランティアをしてもらう人の気兼ねを解消するために発行しているのが増毛町のみで使用可能な地域通貨「ゆうゆうマーシー」券です。当然ながら利用価値は拡大の一途をたどり、現在はゴミ袋や温泉入浴券などとも交換できるようになっています。

なんということでしょう。マーシーくんはみんなの心の中だけでなく、疲れた体をいたわるベンチにも、感謝の気持ちを伝える地域通貨にもなるのですね。

おまけ

北海道の市町村にはマーシーくんの他にもいろんなマスコットがいます。それぞれが北海道の各市町村を代表する立場にあるため、互いの苦労を理解し合いながらも、まちづくりに対する意見の対立や知名度争いを繰り広げるライバルでもあるというアンビバレントな感情を抱き合う仲です。
都道府県市町村マスコット北海道
しかし、我らがマーシーくんだけなぜか写りが悪(ry。