ヴィーナスの雫と月の華

海の幸が豊富な増毛では7-8月限定で新鮮なうにも水揚げされます。下記ページでは増毛町大三佐藤商店の「ブランド生うに」を産地直送してくれます。

増毛町・大三佐藤商店 日本海産生うに(月の華、ヴィーナスの雫) のーすもーる北海道の森

とれたてで食べる生うには何もつけずにそのまま食べてもうまい。醤油を何滴か垂らすとさらにうまい。うにが苦手な私でもこれはうまい。決して地元びいきではございません。

濃厚の味わいのエゾバフンウニ「ヴィーナスの雫」と粒が大きくあっさりとした食感のムラサキウニ「月の雫」。今年の残り期間もあとわずか。ぜひご賞味下さい。

増毛町の新たな名物

増毛町にまた1つ名物が誕生しました。それは、増毛町のりんごを100%使った「シードル」。香料、着色料はもちろん、砂糖も一切加えずに造られています。炭酸もタンクの中で発酵中にできる天然のものなのだとか。りんごの自然の味をそのまま楽しめます。

このシードル、今年できたばかりの「増毛フルーツワイナリー」で7月から販売開始されました。この醸造所は札幌出身のご夫婦が亡き祖母がのこしたという果樹園跡に建てられたもので、地元では今か今かと完成が待たれていました。果実酒の醸造所は町内では初めて。

ぜひ飲んでみたいものですね。

ここ最近のできごと

「名前が面白いだけで何もない町なんでしょう?」という社内の冷笑への静かな反抗からはじまったこの日記。「関係者だけが見ればいいや」という軽い気持ちで好き勝手に書き散らかしていた (実際、☆をつけているのはほとんど...) のですが、見つける人は見つけるもので、何名かの増毛町とゆかりのある方々からのあたたかいエールをいただきました。ありがとうございます。

941 さん、id:rumoi 日記、超期待してます。そして、北海道の地方出身の方々が、それぞれにもっと地元自慢を書き綴り、良さを周辺の人々に伝え、それをきっかけに地元への理解を深めていくことができれば、それはふるさと納税なんかよりよっぽど有意義なことだと思っています。...いや、言い過ぎました。そうでもないっす。とにかく今後とも「誰も見ていないだろう」という安易な気持ちを忘れずに、気取らず気ままに更新してく所存です。

さて、今や空前の増毛ブームに沸く社内に、今週さくらんぼが届きました。前述のエントリでも書いたように今年は不作で厳しいとはいえ、しっかり実が成った幸運な果樹園もあります。いただいた実の味は格別で、あっという間に食べ尽くしてしまいました。

また、国稀酒造も今月より営業を再開しております。

しかし、嬉しいニュースばかりでもありません。今週は燃料高騰による休漁の話題が大々的に報じられました。ほとんどの漁場にとっては国の対策を求めるストライキ、あるいはやむなく魚の価格を上げざるをえない現状を消費者に理解してもらうための運動としての休漁でしたので、現在は漁を再開しているところが多いです。しかし、そもそも魚介類の取引価格は市場のセリで決まるため、売値が維持できにくいという問題もはらんでおり、状況が劇的に改善されたわけでは当然ありません。特に留萌では、大型エビかご漁船「第33大彦丸」がストの前から休漁のまま、11月まで再開の目処が立っていない、という厳しい状況。

さくらんぼ

7月に入り、ようやくさくらんぼの収穫が本格化し始めてきましたが、今年は増毛町のみならず道全体でさくらんぼ収量が減少しています。晩霜による影響で大半のさくらんぼ農家が被害を受けたためです。

さくらんぼの実がなるためには、花が咲いた後、おしべの花粉がめしべに付く必要があります (さくらんぼは異なる種類で交配しなければ果実が実りません)。しかし、今年は5月10日にあった霜により、多くの果樹園でめしべ凍って枯死してしまうという災害に見舞われました。場所と品種によっては被害が少ないところもあるようですが、ほぼすべてで実が成らないといった状況にある農家も多いようです。

国稀酒造、15商品を自主回収

日本酒「国稀(くにまれ)」で知られる留萌管内増毛町の老舗酒造会社「国稀酒造」(林真二社長)が製造・販売した商品の一部で、原料となる米の品種や割合、精米歩合の表示などに誤りがあることが分かった。少なくとも15商品で表示と異なった米を使っていたといい、同社は自主回収を始めるとともに営業を自粛している。
 同社企画室は「詳しい原因は調査中だが、意図的に行ったものではなく、製造工程などに不備があった。ブランドを傷つけ責任を重く受け止めている」としている。

意図的に行ったものではないんです。むしろきちんと公表したことに誠意が感じられますね。

増毛町のがけ、崩落

5月7日の夜、国道231号に大きさ 8〜10m 四方ほどの巨岩が落下し、国道をふさいでしまいました。現時点で片側交互通行は開始していますが全面復旧の目途は立っていないもよう。北海道内で起こった同種の事故では過去最大級の大きさの落石だったとのこと。近隣の住民にとっては迂回路がなく、まさにライフラインとなっているため、一刻も早い復旧が望まれます。
asahi.com:危機一髪 増毛町のがけ崩落-マイタウン北海道

ついにやっちゃいました

【増毛】留萌管内増毛町商工会は、町の名前を用いたヘアトニック「増毛町の願い」(百ミリリットル入り、千円)の販売を始めた。暑寒別岳の伏流水を使い、発毛を促すエキスが含まれている。

どうなることか。。。。