ヴィーナスの雫と月の華
海の幸が豊富な増毛では7-8月限定で新鮮なうにも水揚げされます。下記ページでは増毛町大三佐藤商店の「ブランド生うに」を産地直送してくれます。
増毛町・大三佐藤商店 日本海産生うに(月の華、ヴィーナスの雫) のーすもーる北海道の森
とれたてで食べる生うには何もつけずにそのまま食べてもうまい。醤油を何滴か垂らすとさらにうまい。うにが苦手な私でもこれはうまい。決して地元びいきではございません。
濃厚の味わいのエゾバフンウニ「ヴィーナスの雫」と粒が大きくあっさりとした食感のムラサキウニ「月の雫」。今年の残り期間もあとわずか。ぜひご賞味下さい。
ここ最近のできごと
「名前が面白いだけで何もない町なんでしょう?」という社内の冷笑への静かな反抗からはじまったこの日記。「関係者だけが見ればいいや」という軽い気持ちで好き勝手に書き散らかしていた (実際、☆をつけているのはほとんど...) のですが、見つける人は見つけるもので、何名かの増毛町とゆかりのある方々からのあたたかいエールをいただきました。ありがとうございます。
941 さん、id:rumoi 日記、超期待してます。そして、北海道の地方出身の方々が、それぞれにもっと地元自慢を書き綴り、良さを周辺の人々に伝え、それをきっかけに地元への理解を深めていくことができれば、それはふるさと納税なんかよりよっぽど有意義なことだと思っています。...いや、言い過ぎました。そうでもないっす。とにかく今後とも「誰も見ていないだろう」という安易な気持ちを忘れずに、気取らず気ままに更新してく所存です。
さて、今や空前の増毛ブームに沸く社内に、今週さくらんぼが届きました。前述のエントリでも書いたように今年は不作で厳しいとはいえ、しっかり実が成った幸運な果樹園もあります。いただいた実の味は格別で、あっという間に食べ尽くしてしまいました。
また、国稀酒造も今月より営業を再開しております。
しかし、嬉しいニュースばかりでもありません。今週は燃料高騰による休漁の話題が大々的に報じられました。ほとんどの漁場にとっては国の対策を求めるストライキ、あるいはやむなく魚の価格を上げざるをえない現状を消費者に理解してもらうための運動としての休漁でしたので、現在は漁を再開しているところが多いです。しかし、そもそも魚介類の取引価格は市場のセリで決まるため、売値が維持できにくいという問題もはらんでおり、状況が劇的に改善されたわけでは当然ありません。特に留萌では、大型エビかご漁船「第33大彦丸」がストの前から休漁のまま、11月まで再開の目処が立っていない、という厳しい状況。
増毛町のがけ、崩落
5月7日の夜、国道231号に大きさ 8〜10m 四方ほどの巨岩が落下し、国道をふさいでしまいました。現時点で片側交互通行は開始していますが全面復旧の目途は立っていないもよう。北海道内で起こった同種の事故では過去最大級の大きさの落石だったとのこと。近隣の住民にとっては迂回路がなく、まさにライフラインとなっているため、一刻も早い復旧が望まれます。
asahi.com:危機一髪 増毛町のがけ崩落-マイタウン北海道